社畜ゴリザードンが会社を辞めるまでの日記

課長が嫌い。温泉と天気とゴリラとリザードンが好き。資格を取って3月に辞めるまで、嫌いな課長の観察をしまくろうと思います。反面教師!!

就活生は「バチェロレッテ」必修だよまじで

とりあえず最終話まで見たんです。

 

最高。

 

北原さん杉ちゃん、ローズ、マラカイの個々の魅力及びみんなでいる時の友情に心打たれたので、これに関して語りたい、けど、

語彙力のないオタクなので表現が難しいです。

 

なので今回見ていてずっと感じていた、バチェロレッテの就活感について書きたいと思います。

 

今回のバチェロレッテ、CMの15秒では福田萌子さんは全然美人に見えないし、去年のバチェラー以上にギスギスメラメラした雰囲気を前面に押し出したCMになっていました。

彼女で、男性は奪い合うほど夢中になるのか?

彼女を見て応募する男性はどんな人なのか?

と正直半信半疑で見始めたのですが、回を追う毎に萌子さんの魅力がどんどん伝わって来ました。男性陣も。

 

そして、ギラギラした部分をゲス心で楽しむような恋愛バラエティではなく、男女の駆け引きとか人間性とか、そう言うもう少し深い部分を見て自分を見つめ直すドキュメンタリーなんじゃないのかなぁと思いました。

 

 

そして、今全国の学生に就活対策ムービーとして、強く強くバチェロレッテをお勧めします。

 

以下ネタバレ多分に含みます。

 

福田萌子さん、選考基準をはっきり口に出していて、それが納得感がある内容なので、仕事ができるひとなんだろうなとおもいました。インタビューの様子なんて、人事にしか見えなかった。笑

本当にしっかりしてるよ。

自社でどういう働きをしてくれるか

自社を理解しているか?

具体的に入社したらどういう仕事をしてくれそうか

自分のアピールができるか

フィーリングや直感も参考にしつつ、自社で設定してある軸を中心に、きちんと集団選考(カクテルパーティ、グループデート)と個人選考(ツーショット)とを使い分け、本当に適切な選考をしているなぁと思いました。(シーズン3のバチェラーとは大違い)

 

男性に必要なのは、海外留学経験みたいなずば抜けたスペックでもなければ、見た目や色仕掛けでもないし、謎の一芸でもありません。あるに越した事はないけど、なくたっていけるよ。

 

★短い時間の中で自分のエピソードを話して、自分らしさを伝えること(こいつ無理だろ…っていう人間でも、よほどでないかぎり自分がどういう人間かきちんと伝えられる人間は落としません。そういう奴が杉ちゃんみたいに化けまくることを人事は知っています)

 

★付き合ったらどういう生活を送れるか想像させること

 

★真っ直ぐに相手への思いを伝えること

 

この3点だと思います。

 

目立つことに全力を尽くした結果浮いてしまうイベントオーガナイザー藤井さんは、勘違い私大生によくいるタイプ。集団選考では通過できても個人選考では落ちます。

 

私のオシの1人北原さんは、ギスギスギラギラしている男性陣の中で肩の力の抜けた物腰柔らかい雰囲気が抜群に良かった。それが作り物ではないことを確信させるエピソードトークのチョイスも本当に素晴らしい。

こういう人間だ、の方が好きアピールは120点なのに

だから僕と付き合えばこういう生活を送れるよ、というもう一歩先のアピールが出来ず、最終選考に及ばず。別れ際北原さんのために杉ちゃんが号泣してローズさまの合図でみんながハグするシーンが最高でした。マラカイもそうだけど、こういう人は他の会社でも活躍できるし独立しても十分やれるから大丈夫。

 

就活で考えれば無限に話せる。人事関係にチラッと携わっているからなのですが、本当に萌子さんのチョイスは良き。

アフターストーリーで、最終まで残ったローズ、北原、杉ちゃん、こうこうが彼女を否定しないところも、きちんと彼女を深く理解している人を選考に進めていた証拠ですね。

 

でも彼女に期待していたもので本当に残念だったのは、彼女の核心を覗く事ができる行為である「選ぶ」局面を一度も見れていないことです。

これは彼女の心の弱さかもな(有り体に言えば、こんなに魅力的な女性に彼氏がいない理由はこれだわ)と思いました。

 

ツーオンワンでのローズとマラカイもそう

ファイナルでの杉ちゃんとこうこうさんもそう

 

「どちらかを落とす」行為が「どちらかを選びとる」行為と同意になってしまう重要な局面で決めきれない弱さ…なのかなぁ。

それ以外での「落とす」選択は、視聴者からも納得感のある良い選択をされているように思いました。

ローズとマラカイ、両方魅力的だし、どちらを選ぶことになっても納得いくストーリーが描けたと思うんです。結局最後、選ばれたのはローズでした。

友情が好物の私としては、最後にマラカイが男性陣にお別れを言うチャンスをくれてありがとう、ですが、じゃあ最初からツーオンワンの時に外でじっっくり話をして、決めてしまえばよかったのでは?と思いました。

これって負けないためには大事なんだろうけど【勝利を掴み取る】のはベリーハードだろうな、生きるの大変だろうな、と下々の愚民が勝手に心配しております。

 

でも、それも単純に自社に合う人間がいなかっただけなので、こいつならまあいっか、くらいの妥協をするくらいなら誰がなんと言おうと突っぱねる、今回の萌子さんくらいの気持ちがあっても私はいいと思います。

切れ味の悪い結末なのに、気持ちいいおわりだと思いました。

 

就活とバチェロレッテは通ずるものがある。

またおいおい書きたい。書き足りない。

 

ふぅ!